【作曲講座 ep7】音楽をイメージしてみよう④
音楽をイメージしてみよう④
じゃあエゾシカくん、今まで教えたことを思い出しながら曲を作ってみよう
どうやるんだ?
「明るい曲」と「暗い曲」だったら、どっちを作ってみたい?
そりゃ「明るい曲」だぜ! 暗い曲なんて俺には似合わない
OK それじゃ、次の3つのリズムのパターンから、エゾシカくんが「明るい曲」ってイメージできるのはどれかな?
Score 1
Score 2
Score 3
ん~・・・? ①かなぁ 「楽しい」って感じ
②は「きれい」って感じで、③は「かっこいい」みたいな感じかな
じゃあ①のパターンで
これから作る曲を表にまとめてみよう
| 曲の要素 | 値 |
|---|---|
| BPM | 97 |
| 拍子 | 4/4拍子 |
| リズム | --- |
| キー(調) | C Major(ハ長調) |
| 長さ | 5小節 |
このパターンだと、こういう風に表が埋まっていくよ
・・・わかったけど、これでどうすればいいんだ?
自分の持つイメージと、音楽を結び付けていく練習をするんだ
今気にするべきなのは、「BPM」と「リズム」だね
エゾシカくんが、「明るい曲/楽しい曲」のイメージを曲にしたいって思ったときに
大体、こんなリズムで、こんな速さで っていう指標になるんだ
なるほどな、テンプレートみたいな考え方か
リズムの作り方は、また今度解説するとして
・・・しばらく座学が続いちゃったから、ちょっと作ってみよう!
えっ
エゾシカくんが選んだパターンに、メロディを作ってのせてみよう
メロディーの作り方とか、そういうのは教わってなくないか・・・?
メロディーの作り方とか、難しいこと言うね~。でも、そういうのはある程度がむしゃらでもいいから作ってみた後に考えてもいいと思うよ
そ、それじゃあ何も変わらないじゃないか・・・
作曲の真髄は、もがいた先にあるものさ。がんばってメロディを考えてみよう!
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Let's Try
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エゾシカくんが選んだ「楽しい曲」のパターンにメロディを作って乗せてみましょう。
今回は、以下のような和音の進行をする5小節の曲になります。

メロディを作るときは、使える音を制限して考えてみると、纏まりやすいです。
1小節目は「ド・ミ・ソ」しか使わず、
2小節目は「ファ・ラ・ド」しか使わず・・・
といった風に、考えてみましょう。
(もしほかの音を使ってみたいな、と思ったら、遠慮なく使っていきましょう)
5小節という短い単位ですが、「始まり」と「終わり」を意識してみると
いいメロディになりやすいです。
次回は、エゾシカくんの考えたメロディを聞いてみましょう。
そして、いっしょにいろいろな音楽を作っていきましょう。
リズムのパターンから、自分がイメージする「明るい曲」や「楽しい曲」を見つけてみる
パターンが決まったら、とりあえずメロディを考えてみる
次回は「Lesson5 お題に合わせて音楽を考えてみよう①」です
いよいよエゾシカくんの修行がスタートです。
【作曲講座 ep6】音楽をイメージしてみよう③
音楽をイメージしてみよう③
おさらい
| 音楽を形作るもの | 具体的な要素 |
|---|---|
| テンポ | BPM,拍子,リズム |
| キー(調) | 調性,音の高さ |
| 長さ | 音楽全体の長さ |
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じゃあ、ふたつ目の「キー(調)」を見ていこうか
調性ってなんだ?
調って、ちょっと難しいんだけど
(ちょうだけに、ちょっと・・・)
「ある特定の音に基づいた音楽的な秩序」を調って言うんだ
秩序・・・?
「ドレミファソラシド」ってあるでしょ?
C major scale(ハ長調)

これは、「ド」の音を「基準とする音」としたときに成り立つ音階なんだ
「ド」意外にも基準となる音があるのか?
うん。ピアノの鍵盤に存在する音は、全部基準にできるよ
例えば、「ソ」の音を基準にすると、「ソラシドレミファ(#)ソ」っていう音階になるんだ
G major scale(ト長調)

「ソ」の音を基準にすると、ドレミファソラシドが…変わるのか…? それにドレミファソラシドの数だけ音階があるのか…
加えて、黒鍵の音があるから、合計12個の基準となる音があるんだ

それ・・・その音階を全部覚えないといけないの?
今は覚えなくても大丈夫だよ。そういうもんなんだなあ って感じてくれればいいよ
それに、12個も音階?があるって言っても、そもそもどうやってそれを選べばいいんだ?
選ぶ基準は、大きく2つあって、ひとつは「音の高さ」を決める場合だね
エゾシカくんが歌える一番高い音が「ソ」だとしたら、その「ソ」っていう音がメロディのピークにもっていけるような音階を考えると
調(キー)を逆算して考えられたりもする。声じゃなくて楽器でも同じようなことが言えるね。
「カラオケのキーを変える」っていうのは、こういう発想です。キーを下げると歌う音の高さも下がります。
もう1つは、その調(キー)の持つ雰囲気だね
調によって、曲の印象がガラッと変わることもあるんだ
たしかに、同じ曲なのに、雰囲気がちょっと違って聞こえるな
曲の最中に調(キー)を変える「転調」っていうテクニックもあるよ
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最後は、「長さ」だね
これはわかりやすいな。曲を何分くらいにするか? ってことだろ
でもさ、そんなの作ってるときに変わることだってあるだろ
もちろんそうだね。でも、「1分くらいの曲を作る」 っていうのと、「5分の曲を作る」だと作り方が全然変わってくる気がしない?
まぁ…言われてみるとそうなのかな
曲の長さは、絵で言えばキャンパスの大きさなんだ。大きいキャンパスだと、何を書けばいいのかわからなくなるけど
キャンパスが小さければ、書けるものは限られてくるよ

最初は短い曲を作るのがいいってことだな
キー(調)とは、「ある特定の音に基づいた音楽的な秩序」
キー(調)の基準音は、ピアノの鍵盤上にある音すべてが適応できる(12個)
キー(調)を選ぶ方法は、「ピークの音の高さ」から逆算する方法と「キー(調)のもつ雰囲気で決める」の2つがある
キー(調)によって、音楽の雰囲気は大きく変わることもある
曲の長さは、絵のキャンパスのサイズと同じ
最初は短い曲を作るほうがよい
次回は「Lesson4 音楽をイメージしてみよう その④ 」です
クマくんが教えてくれた曲の要素をもとに、実際に曲を作っていきましょう
【作曲講座 ep5】音楽をイメージしてみよう②
なんとなく 頭の中にあるイメージを実際に音楽にしてみたいと思うよね
なんとなくって、いってもな。いろいろあるし・・・
もちろん最初から具体的に決めなくても大丈夫だよ。作ってたらイメージが変わってたっていうこともあるからね
そんじゃあ、まずは何をすればいいんだ?
まずはここから考えてみようか
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音楽をイメージしてみよう②
| 音楽を形作るもの | 具体的な要素 |
|---|---|
| テンポ | BPM,拍子,リズム |
| キー(調) | 調性,音の高さ |
| 長さ | 音楽全体の長さ |
な、なんだかいろんな言葉がいろいろ出てきたな・・・。こないだの3要素?とか違うのか?
音楽の3要素とも、リンクするところはあるんだけど、今回はどっちかというと「曲」の要素だね
なんだか難しいことばかりだな~・・・
定義のように考えちゃうと、難しいんだけど、ひとつひとつはそんなに複雑なことをいってるわけじゃないよ
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テンポのところから、見ていこう
BPMって、なんだ? 音楽ゲームではよく聞くような気がするな
「Beat Per Minute」の略で、1分間の拍数を示す値で曲のテンポを示す数値のことを言うよ
1分間の・・・拍?
1分間の間に、規則正しいリズムで60回、メトロノームがカチッとなるとすると、そのBPMは「60」ってことになるんだ
ふ~ん、じゃあ時計は、BPM60なんだな
そのとおりだね! 基本的にはBPMの値が大きいと、その曲は「速い」ってことになるね
拍子ってのは、こないだ言ってた、4分音符がいくつ入るとかなんとかってやつか
よく覚えてたね。そのとおりだよ
いまひとつ、感覚がよくわからないけどな・・・。
拍子がどういうふうに音楽に作用するのかは、今度じっくりと解説するよ
最後は、リズム? リズムって、テンポとは違うのか?
テンポっていうと、基本的にはBPMのことを指すんだけど、リズムはそのBPMで音の高さや長さを組み合わせて作るものだね
総称みたいなものか
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次回は「Lesson4 音楽をイメージしてみよう その③ 」です
キー(調整)と長さ について詳しくみていきましょう
【作曲講座 ep4】音楽をイメージしてみよう
ぶつぶつ・・・何が足りない・・・やっぱラップしたほうがよかったんじゃねえか・・・?
あっ、エゾシカくん。おかえり、どうだった?
曲がダメだから、もっかい持ってきてくれって言われちゃったぜ
門前払いじゃなかっただけよかったじゃない。次にいい曲をもっていけば絶対大丈夫だよ
でも、「この曲じゃ気持ちが伝わらない」って言われてもなぁ。何が足りないんだかわからないぜ
そういうときは急がば回れって言うよ。原点に立ち返ってみようよ
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音楽をイメージしてみよう
エゾシカくんは、「音」と「音楽」って何が違うと思う?
音はなんていうか自然にあるものっていうか。音楽はこう、メロディーとかがあるやつ・・とか?
うんうん。実を言えば音と音楽の違いを定義することは難しいんだけど、このふたつにはそれぞれ3つの要素があると言われているよ
| 音の3要素 | 音楽の3要素 |
|---|---|
| 大きさ | メロディー |
| 高さ | ハーモニー |
| 音色 | リズム |
作曲っていうのは、この6つの要素を組み合わせて「曲」を作るってことさ
お・・・「音楽」と「曲」って違うのか?
それは厳密には言えないのだけど、僕は「まとまりがある」ものが「曲」なんだと思う
まとまりって何だ?
「始まり」と「終わり」があるってことさ
ある部屋があったとして、そこには4小節くらいの音楽が流れているとする。部屋の中ではその4小節が永遠に途切れなくループしていて終わることはない
その4小節にはメロディもハーモニーもリズムもちゃんと存在している
果たしてこの部屋の中でかかっているのは「音楽」と呼べても「曲」と呼べるのか?
なんだか哲学的な話になってきたな・・・
例えばの話だけどね・・・。まぁちゃんと始まってちゃんと終わったほうが曲っぽいでしょっていうだけの話だよ
なんとなくはわかるけど・・・
まぁ世の中にはメロディーもハーモニーもリズムもなんにもない無音を垂れ流す曲もあるらしいけどね
なんだそれ・・・
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音の3要素をイメージしてみようか
「大きさ」はそのままだね。大きな音は "迫力" だったり "力強さ" を出せるね。小さい音は "華麗さ" や "儚さ" だったりとかがイメージできるかな
楽譜では「フォルテッシモ」とか「アクセント」っていう記号で表せられるよ

「高さ」もそのままだね。例えばだけど、高い音は "きらびやか" な感じで 低い音は "重厚感" があるかな
楽譜では五線譜の位置表せられるよ

「音色」は楽器の音とかだね。トランペットの音、シンバルの音、とか。楽器の種類によって役割が違ったり、得意な音の高さがあったりするよ

ふ~ん
音楽の3要素は、それぞれ音の3要素とリンクしているよ
「メロディ(旋律)」はこの前エゾシカくんも作ってみたよね
音楽の顔ともいうべき存在で、多くの人がまず意識するところだよ

「ハーモニー(和声)」はいわば音楽全体の色だね。
「明るさ」「暖かさ」「暗さ」「冷たさ」みたいな色んなエモーショナルな感情は、このハーモニーが要素として大きく関係してくるよ

「リズム(律動)」は音楽を運ぶ足だね。
速くしたり、遅くしたり、踊ってみたり・・・。「軽快さ」とか「重苦しさ」を感じられるポイントだね

Zzz....
お・・・起きてよ! エゾシカくん!
クマくんの言ってることはなんとなくわかるんだけどさ~。それを知ってどうするのかっていうか、どうやって音楽にするのかわからないぜ
要素にわけて考えることで、漠然とした「こんな曲が書きたい」っていうのを具体的な音楽に落とし込みやすくなるよ

なんだかわかるようでわからんな。俺はシカ美ちゃんに響く曲が書きたいんだよ!
それは・・・わからないけど・・・
「音」と「音楽」にはそれぞれ3つの要素がある
作曲とは、音と音楽の要素を組み合わせた曲を作ること
要素に分解することで、曲をイメージしやすくなる
次回は「Lesson4 音楽をイメージしてみよう その② 」です
イメージを具体的に音楽にする手法を学んでいきましょう
お借りした絵のサイト
いらすとや
www.irasutoya.comNCN Music
【作曲講座 ep3】シカ美ちゃんに曲を届けよう
シカ美ちゃんに曲を届けよう
ラブソングって・・・、どんな歌詞にするつもりなの?
聞いてくれよクマくん
yo いかにも俺がエゾシカのエゾシカ
いつしかの愛を歌詞に書いた
天使の羽をもがれた君に
一言言葉を伝えにきた
Yeah...
ちょっとまってよ! 何わけわかんないこといってるんだよ。なんでラップなんだよ。今まで作ってきた伴奏はなんだったんだよ
う~ん。もうちょっとシンプルなほうがいいのか?
とにかくラップはやめようよ。せめてメロディーに合う歌詞を考えようよ
Score 5

意外とメロディーに歌詞をのせるって難しいんだな・・・。いざとなると全然浮かばないぜ
メロディーが決まっている以上は、使える言葉も限られてくるからね
ここは素直に想いを伝えることにするぜ
そうだね
ラララ~ シカ美ちゃん 素敵だな
う、うん・・・素直だね
Score 7

エゾシカくんの歌にあわせて若干メロディを直したよ
これで完璧だな! じゃあなクマくん! ありがとな!
どこが完璧なの?! ちょっとまってよ! ・・・いっちゃった
*.♪。★*・゜・*♪*.♪。★*・゜・*♪*.♪。★*・゜・*♪*.♪。★*・゜
はぁ、心配になってついてきちゃったよ。隠れて見てよう・・・
あっ、シカ美ちゃん!
実は・・・シカ美ちゃんに曲を作ったんだ! 聞いてほしい!
えっ、曲!? なになに?
ラララ~ シカ美ちゃん 素敵だな
・・・
うわぁ・・・見てらんない・・・
シカ美ちゃん、ずっと前から好きでした! 俺と付き合ってください!
だめね
そ、そんな・・・。ふられ
じゃなくて、曲が。
えっ、告白はいいのか?!
エゾシカくん、この曲じゃ気持ちがホントなのか、わかんないな。もう1度、作って持ってきて。返事はそのときにするわ
この曲じゃ・・・何かが足りないってことか。わかった、待っててくれ!必ずもってくるよ!
ふふっ。がんばってね
いきなりラップするのはやめよう
次回は「Lesson3 音楽をイメージしてみよう 」です
イメージを音楽にするということを一緒に考えていきましょう
【作曲講座 ep2】Lesson2 メロディを作ってみよう
Lesson2 メロディを作ってみよう
じゃあエゾシカくん、メロディを作ってみてよ
いやいや、そんなことができるならクマくんに聞いてないわ。なんかいけてるメロディを教えてくれよ!
それじゃエゾシカくんが作ったことにならないでしょ・・・。作曲に答えはないから、自分で考えるしかないんだ
そんなこと言われてもな。かっこいいメロディが作れるコツとかないのか?
もちろんあるよ。でもそれを説明するにはスケールだったり、コードだったりの音楽知識てきな話をしないといけないんだ。
す、スケ・・・なんだかむずかしそうだな・・・
それに、そういう知識があったって最終的には自分で考えないといけないからね。絵の技法を本で勉強したって絵は書かなきゃうまくならないでしょ? まずは手を動かしてみようよ
そう言われてもな・・・。
うん、そうはいっても難しいよね。だから最初は使える音を制限して考えてみよう
Score 1

この伴奏は、4小節ぶんあって、それぞれ鳴ってる音が変わってるんだ。楽譜に書いてある縦の線が小節線って言って、小節ごとの区切りを示しているよ
区切りってどうやって決まるんだ? フィーリングか?
そんなわけないでしょ。楽譜の左のほうに「4/4」って数字が見えるでしょ? これが区切りを決める単位を表しているんだ
4ぶんの4・・・って1じゃないのか?
これは算数の分数じゃないよ・・・。下の数字は基準となる音符の種類で、上の数字はその種類の音符が何個1小節に入るか を表しているの
全く意味がわからん・・・
難しく考えなくていいよ。メトロノームが4回鳴ったら次の小節にいくってことだよ
なるほどな。それでメロディはどうやってつけるんだ?
楽譜の下に音名が書いてあるでしょ? 今回は小節ごとに使える音を制限してメロディを考えてみよう。1小節目なら「ラ・ド・ミ」以外の音は使わない、2小節目なら「ファ・ラ・ド」以外の音は使わないっていうふうにね
(リュートで音を確かめる)
これだけなら、できる気がしてきたでしょ?
う、う~ん? とにかく作ってみるぜ
その意気だよエゾシカくん! できたら教えてね
4時間後・・・
で、できたぞクマくん! おい起きてくれ!
ふあぁ・・・。おつかれさま・・・
じゃあ、今から歌うぜ。 ふんふふふ~ん・・・♪
Score 3

エゾシカくんの作ったメロディーを楽譜にすると、こんな感じだね。うんうん
へぇ、そうなるんだな。俺じゃあ楽譜に起こせないからな
伴奏とあわせてみよう
Score 4

おお・・・
今度はアルペジオの伴奏にあわせてみようか
Score 5

ちゃんとした曲になるんだな! なんだか自分のメロディーが全然違って聞こえたぜ
作ったメロディが音楽になっていくのは楽しいでしょ! つぎは・・・
よし、曲もできたしシカ美ちゃんのところにいってくるぜ
ちょ、ちょっとまってよ!
え? まだ何かあるのか? あ、そうか。歌詞だな! シカ美ちゃんに届けるラブソングにしないといけないな
う、うん・・・そうだね
・最初は使う音を絞って考えてみる
・とりあえず手を動かしてみる
次回は「シカ美ちゃんに曲を届けよう」です
エゾシカくんの作ったメロディに歌詞をのせて、シカ美ちゃんに贈る曲を完成させましょう。
【作曲講座 ep1】Lesson1 伴奏を作ってみよう
とある山奥の昼下がり
・・・
はぁ・・・シカ美ちゃんは今日もかわいいな・・・
あっ、エゾシカくん。どうしたの? 変な顔して
なぁクマくん。そろそろシカ美ちゃんに告白をしようと思うんだけどさ
(そろそろって何だ・・・)うん、それで
なんかこう、グッとくる告白にしたいんだ! なんかいいアイディアはない?
う~ん。シカ美ちゃんは、何が好きなの?
そりゃ、音楽だな。年間100本もライブを見に行ってるらしいぜ。この間は、大人気バンド「ウマシカーズ」のライブに行ってきたって自慢してたよ
そしたら、エゾシカくんも何か曲を作ってみたら?
なるほどな! でも作曲なんてやったことないぜ。楽器もロクにわかんないよ
(ほ、本気でやるんだ・・・)
そうだ、クマくんは昔バンドでキーボードやってたよな? 俺に作曲を教えてくれよ!シカ美ちゃんにプレゼントするんだ!
Lesson1 伴奏を作ってみよう
さぁて、まず何をすればいいんだ?
そんなにときめかないでよ。ここにリュートがあるから、まずは今から言う通りに弾いてみて
Score 1

なんか暗いな・・・。最近はこういうのが流行ってるのか? まぁいいや。じゃあシカ美ちゃんのところに行ってくるぜ!
ちょ、ちょっと待ってよ! これは伴奏だよ! この上にメロディーが乗るんだよ
なんだ、どおりで地味だと思ったぜ。
楽譜のとおり、これは3つの音を同時に鳴らしているんだ。最初の音は「ラとドとミ」が鳴っているよ
ふ~ん、そうなんだな。楽譜なんて読めないけどさ
これだけだと地味に聞こえるよね。次はさっきのやつを同時に弾くんじゃなくて、下から順番に鳴らしてみよう
Score 2

お、なんかそれっぽいな
鳴ってる音は、さっきと同じだけどこうやって弾くと伴奏っぽく聞こえるでしょ?
ええと、ラとドとミと・・・ もういっこ鳴ってないか?
4つ目の音は、オクターブ上の「ラ」だよ。要するに高い「ラ」だよ
ふ、ふ~ん・・・よくわかんないけどそうなんだな
ちなみに、こうやって音を順番に弾いたりするテクニックを「アルペジオ」って言ったりするんだ
イタリア料理みたいな名前だな
アルペジオを使うと、伴奏っぽく聞こえる
次回は「Lesson2 伴奏にメロディをつけてみよう」です
クマくんが教えてくれた伴奏を使っていきましょう。